応募書類の送り方(封筒の準備と書き方)
さて、就活におけるあらゆる行動は、みなさんが社会人としてのマナーを身につけているかどうかという印象に大きく影響します。
電話やメールと同じように応募書類を送るマナーも大切にしましょう。
応募書類を送る封筒の準備ひとつで、みなさんの印象を良くすることができます。
尚、書類を送付する場合、カバーレター(送付状)を同封することも忘れないようにしてください。
※カバーレター(送付状)について
就活コラムvol.4「カバーレターって何?」で詳しく説明していますので、参考にしてください。
応募書類の郵送の仕方
◆ポイント1◆ 封筒のサイズについて
履歴書や自己紹介状などを折らずに送付できるA4サイズが入る封筒を選びます。
小さい封筒に入れられた履歴書などは、見づらいものになります。
相手のことを考え、応募書類 を折らずに送付できるサイズを選びましょう。
◆ポイント2◆ 応募書類はクリアファイルにいれる
応募書類は、透明のクリアファイルに入れて送りましょう。
郵送の途中で書類が折れたり、汚れたりするのを防ぐことができます。
◆ポイント3◆ 封筒の書き方
さて、実際の封筒の書き方についてみていきましょう。
①切手の料金は間違えないように!
封筒のサイズ・重さにより切手の料金が異なりますので、注意してください。
心配な場合は、郵便局の窓口で依頼をしましょう。
②住所は省略しないで記載します
住所は、一般的に縦書きで都道府県、市町村区、「丁目」、「番地」、「号」まで略さず記載します
③宛名の書き方には注意!
宛名は法人名(医療法人、株式会社など)も含めた正式名称で記載します。
部署宛の場合:「〇〇部 御中」
部署はわかるが、担当者名が不明の場合:「◯◯部 採用ご担当者 様」
部署、担当者名がわかる場合:「◯◯部 △△ △△ 様」
※特に、「御中」と「様」の使い方を間違えないようにしましょう。
・部署宛は「御中」、個人名宛なら「様」となります
・「採用ご担当者」の場合は、「様」です。
※「様」ではなく「先生」でも問題ありません。
〈マメ知識〉
医療業界では、慣例的に「様」ではなく、「先生 御侍史」や「先生 御机下」という表記を見かけます。
一般的には使われませんが、就職した際に知っておくとよいかと思います(企業では使いません)。
尚、基本的には「様」もしくは「先生」と書いて問題ありません。
④「応募書類 在中」もしくは「履歴書 在中」と赤字で記載
就活・転職の際の応募書類の郵送の場合、一般的には「応募書類 在中」もしくは「履歴書 在中」という記載 をします。
これにより応募者からの郵便物であることが、すぐにわかるようにする配慮です。
⑤封筒は「のりづけ」、「〆」を忘れずに!
封筒は、のりづけをし、「〆」の文字を記入します
就活においては、セロテープなどは使用しないようにします。
⑥裏面には必ず自分の住所、氏名を記入します
卒業見込みの方は、「学校名・所属科、学年」を記載しても構いません。
どれも知っていれば、簡単なことですが、みなさんの印象UPにつながります。
尚、持参する場合には、宛名などは記入しないままで構いません。
就活における応募書類の送付方法は、今後、社会人として書類の送付をする際にも必要な社会人としてのマナーですので、ぜひ今のうちに身につけておきましょう!
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