メールの基本マナー
仕事上におけるメールにもマナーがありますので、就活の機会に覚えておきましょう。
特に就活中の学生の方のメールの書き方をみていて注意していただきたい点を説明いたします。
まず、メールを送る際に意識しておきたい点としては、
①できるだけ簡潔に書くこと
②行間をあけたり、改行を入れ、見やすい文書レイアウトで送ること
(相手先は、一般的にパソコンのメールソフトでメールのやり取りを行っているため)
という2点が重要になります。
つまり、メールを読む人の立場になって、“理解しやすさ”と“見やすさ”を意識するということです。
この2つを意識しながらメールを書くだけでも、格段とメールのスキルはアップしていきます。
一般企業の場合、1日に100通以上のメールが届く場合もあります。
施術現場で働く場合には、それほど多くのメールをやり取りすることはほとんどありませんが、就活では、面接などの日程調整などはメールで行われることもあります。
また、就職してからもメールで取引先などと連絡することもあります。
その時、恥ずかしくないメールのマナーを知っておけば、みなさんの評価は知らないうちに高くなるといえますので、ぜひ、覚えておきましょう。
まず、就活においてはメールを使用する場合、下記の点に注意します。
1)件名
件名は簡潔に書くようにしましょう。
特にこちらからメールを送信する場合、下記の点を注意します。
例)
「応募書類送付の件(〇〇専門学校 氏名)」
「見学のお礼(〇〇専門学校 氏名)」
という具合に簡潔なタイトルと自分の氏名を入れるようにしましょう。
基本的に受信者は、「件名」と「送信者」を確認してから本文をみます。
そのため、就活の場合は、メールアドレスだけでは、先方は誰からのメールなのかわからないため、簡潔な件名に氏名が組み合わさっていた方が相手先の目に留まりやすいといえます。
尚、先方からきたメールへ返信する場合には、件名を変更せずに、そのまま返信して問題ありません。
その場合、件名は「RE:・・・」となりますが、返信する場合は、それでOKです。
2)本文
本文中には、「宛名」、「簡単な挨拶」、「自分の氏名」、「本文」、「結び」という要素で記載します。
特に本文中においては、見やすいレイアウトを心掛けましょう。
そのためには、次の2点に注意するだけでも印象が大きく違ってきます。
①段落ごとに行間をあける
②文書は、30文字~35文字程度の区切りのいいところで改行するようにする
サンプルとして、面接の日程調整に対する返信メールを添付します。
改行や行間をどのようにいれていくのかを確認しておきましょう。
見学や面接のお礼をメールでする場合にも同様にレイアウトには注意するようにします。
3)署名
メールには、署名を必ずつけましょう。
面接などの日程の件などで、相手先が連絡をしようと思った際に電話番号などがわからなかったり、調べなくてはいけないということがないようにするためにも連絡先を入れた署名は必須です。
こうしたメールのマナーを理解し、実践するだけでもみなさんの評価はとても大きく異なります。
就職する前にしっかりと身につけておきましょう。
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